
Bon Body代表の熨斗(のし)です!子どもたちからは「ごりっち」って呼ばれています。
「うちの子、逆上がりがどうしてもできなくて…」「何度練習しても、体が上がらないんです」
パパさん、ママさん、小学校の体育で登場する「逆上がり」。多くの子どもたちがつまずきやすい、そして親御さんも教えるのが難しいと感じる運動の一つですよね。でも、ご安心ください!
今回は、ごりっち先生がBon Bodyのスポーツ教室で実践している、「逆上がりのできない」を「できた!」に変える、有料級の専門的な練習法を特別にお伝えします!
単なる根性論ではない、運動学に基づいた効率的なアプローチで、お子さんの「逆上がりマスター」を応援しましょう!
なぜ逆上がりは難しいのか?運動学から読み解く4つの壁
逆上がりが難しいと感じるのには、ちゃんとした理由があります。大きく分けて、以下の4つの要素が複雑に絡み合っているからです。
筋力不足(特に体幹と腕の引きつけ力)
鉄棒にお腹を近づけ、体を持ち上げるためには、お腹周り(体幹)の力と、腕で自分の体をグッと引きつける力が必要です。この力が不足していると、体が浮き上がりません。
体重移動と重心移動の理解不足
逆上がりは、体の重心を鉄棒より上、そして鉄棒に近い位置に移動させる必要があります。これを意識しないと、足が上がらなかったり、体が回らなかったりします。
タイミングとリズム感
勢いをつける、足を蹴り上げる、体を鉄棒に引きつける、回転する、という一連の動作を、最適なタイミングとリズムで行う必要があります。
恐怖心と重心の切り替わりへの適応
逆さまになることへの恐怖心や、普段とは異なる体の重心の動きに慣れていないと、無意識のうちに体が固まってしまい、スムーズな動作が阻害されます。
「うちの子、これ全部当てはまるかも…」と思ったパパさん、ママさん、大丈夫です!これらの課題を一つずつクリアしていくための、具体的な練習法をご紹介します。
ごりっち先生直伝!「逆上がり攻略」3ステップ+α
Bon Bodyのスポーツ教室では、「逆上がりを教える」というよりも、「逆上がりができる体と感覚を育む」ことを重視しています。
ステップ1
基礎筋力と体幹を鍛える!「体を持ち上げる」感覚作り
逆上がりに必要な筋力は、やみくもに腹筋をするだけではつきません。鉄棒に近い姿勢で体を支える、引きつけるための筋力トレーニングが効果的です。
ぶら下がりからの引きつけ(ぶら下がり懸垂のイメージ)
鉄棒にぶら下がり、肩甲骨を寄せるようにして、顎を鉄棒に近づける動きを繰り返します。肘を曲げて体を上に引きつける力を養います。
🌟ポイント🌟
最初は少ししか上がらなくてもOK。少しでも引きつけられたら褒めてあげましょう。足を地面につけて、少し補助しながらでも効果があります。
おへそ突き出し(鉄棒でぶら下がり、おへそを前に突き出すイメージ)
鉄棒にぶら下がり、お腹を丸めるようにして、おへそを鉄棒に近づける動きです。逆上がりの回転動作に繋がる体幹の動きを練習します。
🌟ポイント🌟
腰を反らしすぎず、お腹の力で引きつける意識が大切です。
ステップ2
重心移動の感覚をつかむ!「体の回転」を体感する練習
逆上がりの最大の難関は、体の重心が鉄棒の上を通過し、回転することです。この感覚を身につけるための練習です。
鉄棒への「抱きつき前転」
低い鉄棒を使い、鉄棒に抱きつくようにして前転する練習です。頭から回るのではなく、お腹を鉄棒につけたまま回転する感覚を養います。
🌟ポイント🌟
怖がらず、思い切って体を丸めて回転することが大切です。最初は補助してあげると良いでしょう。
坂道逆上がり(補助付き)
緩やかな坂道に鉄棒を設置できる場所があれば理想的です。下から上へ逆上がりすることで、少ない力で回転の感覚を掴めます。
🌟ポイント🌟
補助者は、お尻を軽く押し上げるようにサポートし、自分で回る感覚を邪魔しないようにしましょう。
ステップ3
タイミングと勢いを合わせる!「繋げる」練習
これまでの練習で得た筋力と感覚を、一連の動作として繋げます。
「蹴り上げ」の練習
鉄棒にぶら下がり、お腹を丸めながら片足を大きく後ろに振り、その反動でもう片方の足を勢いよく蹴り上げます。この蹴り上げが、体を上に持ち上げるための推進力になります。
🌟ポイント🌟
蹴り上げた足は、鉄棒の上を通るように意識させましょう。
総合練習(補助付き)
補助者が腰を支えたり、蹴り上げる足の動きをサポートしたりしながら、最初から最後までの一連の動作を練習します。
🌟ポイント🌟
補助は徐々に減らしていき、最終的には自分でできるまで見守ります。「新百合ヶ丘のスポーツ教室で専門的な指導を受けたい」「鶴川で、段階的に逆上がりを練習させたい」という方には、個別のサポートが可能です。
+α:成功へのメンタルサポート!「できた」を増やす声かけ
逆上がりは、技術だけでなく、精神的な壁も大きい運動です。
「怖くないよ」ではなく「大丈夫」と励ます
恐怖心を無理に否定せず、「〇〇くんならできるよ、大丈夫!」と肯定的な言葉で応援しましょう。
「結果」より「過程」を褒める
「今、前より体が上がったね!」「蹴り上げが上手になったよ!」など、小さな成長を具体的に褒めることで、モチベーションを維持させます。
「失敗」は「成功の元」
うまくいかなくても、「次はこうしてみようか!」と前向きな声かけで、チャレンジする気持ちを育てましょう。
マット運動も大切!逆上がりの基礎は「柔軟性」と「体幹」にあり
前回のブログでもお話ししたように、マット運動で培われる柔軟性や体幹の安定性は、逆上がりにも非常に重要です。体が硬いとスムーズに回転できなかったり、体幹が弱いと姿勢を維持できなかったりします。
Bon Bodyのスポーツ教室では、逆上がりだけでなく、すべての運動の基本となる体作りを大切にしています。黒川や品川の各教室でも、遊びの要素を取り入れながら、子どもたちが楽しみながら運動能力を高められるようなプログラムを提供しています。
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次回も、子育てがもっと楽しくなるヒントをお届けします!
Bon Bodyのブログでは、これからもパパさん、ママさんの「今と未来の悩み」を解決するヒントを、ごりっち先生が面白おかしくご紹介していきます。
「何か子育てのヒントが欲しいな~」なんて思ったら、ぜひまた読みに来てくださいね。
次回も、子どもたちの笑顔が増える秘訣を、ごりっち先生が全力でお届けしますので、お楽しみに!