
Bon Body代表の熨斗(のし)です!子どもたちからは「ごりっち」って呼ばれています。
「私(僕)が頑張らなきゃ…!」
「弱音を吐いちゃいけない…」
パパさん、ママさん、毎日子育てに仕事に家事に…本当に本当にお疲れ様です!日本では
「頑張るのが美徳」
という考え方が根強く、ついつい一人で抱え込みすぎてしまう方も多いのではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください!「助けを求めることは、決して悪いことじゃない」んです。
むしろ、自分や家族を守るための、とっても大切な勇気ある行動だと、ごりっち先生は考えています。
今回は、特に頑張り屋さんのパパさん・ママさんに伝えたい、
「助けを求めることの素晴らしさ」
と、それが家族にもたらす良い影響についてお話しします。
「助けてもらうことを覚えよう」
〜“ひとりで頑張る”より、“助け合う力”を育てる子育て〜
なぜ今、「助けてもらう力」が必要なのか?
子どもが「困ったときに頼れる」「助けてって言える」って、実はとても大切な“生きる力”なんです。
AI時代や変化の激しい現代社会を生き抜くには、
「協働」「相談」「感情の共有」
が不可欠ですよね。
しかし今、「助けてもらうのが苦手な子」や「頑張りすぎて潰れてしまう子」が増えています。
そして、親自身も、「人に頼ること=迷惑をかけること」と感じていませんか?
「ひとりで頑張る=美徳」という価値観は、時に自己否定やストレス過多の原因になってしまうことがあります。
本当に大切なのは、
「誰かを助け、そして助けてもらえる」
という信頼関係を築く力なんです。この力を家庭でどう育んでいくかを、一緒に考えていきましょう。
「助けて」と言えない子ども・大人の特徴
なぜ、私たちは「助けて」と言えないのでしょうか?そして、子どもたちが「助けを求められない子」になってしまう背景には、こんな共通点が見られます。
・自分の価値は「迷惑をかけないこと」だと思っている
・ 「できない」と言うと怒られる・失望されると思っている
・幼少期に「自分でやりなさい」と言われすぎて頼り方がわからない
その結果、子どもたちは
「限界まで我慢する」
「相談できない」
「人に弱みを見せられない」
といった状態になってしまうことがあります。これでは、子どもの心も体も、そして親の心も疲弊してしまいますよね。
助けてもらえる人になるための“3つの習慣”
Bon Bodyのスポーツ教室で子どもたちと接する中で、ごりっち先生が大切にしている「助け合いの習慣」を、ご家庭でも取り入れられる3つのポイントとしてご紹介します。
1. 「困ったら助けてもらうのは普通」という家庭の空気をつくる
まず、親自身が「助けを求めること」のハードルを下げることが大切です。
パパやママが、子どもに「今日はご飯、手伝ってくれて助かるな」「これ、手伝ってくれるとママ(パパ)助かるな」と素直に頼る姿を見せる。
助けてもらった後には、「助けてくれてありがとう!すごく助かったよ」と感謝の気持ちを日常的に伝える。
親が「頼ること」「助けてもらうこと」を肯定的に捉え、感謝する姿を見せることで、子どもは「困ったら頼っていいんだ」「頼ることは良いことなんだ」と自然に学ぶことができます。
2. 「助けを求める=弱さ」ではなく「信頼」だと伝える
子どもが「助けて」と言えた時に、「弱虫!」などとからかうのではなく、「助けてくれて嬉しいよ」と肯定的に受け止めることが重要です。
子どもに「手伝ってって言ってくれて嬉しいよ。〇〇が助けを求めてくれて、パパ(ママ)は嬉しいな」と伝えましょう。
「頑張る」は“ 全部ひとりでやること”じゃなく、“周りの人に頼って、周りを活かす力”も含むことを教えてあげてください。
「新百合ヶ丘や鶴川の地域で、子育てサロンなどに参加して、他のママさん・パパさんに頼ってみるのもいい経験になりますよ!」「黒川や品川での忙しい日々の中でも、意識的にこの声かけを取り入れてみてね。」
3. 「助け合う場面」を家庭内に増やす
意識的に、家族が助け合う機会を作りましょう。
家族の誰かが困っていること(例:重い荷物運び、探し物、新しい家電の操作など)があったら、みんなで「どうしようか?」「何か手伝えることあるかな?」と話し合う時間を作る。
兄弟げんかや友達とのトラブルがあった時にも、「どうしたら助け合えたと思う?」「次からはどうすれば一緒にできるかな?」と、解決策を一緒に考える問いかけをしてみましょう。
このような経験を通して、子どもたちは「自分も助けてもらえる存在であり、誰かを助けることもできる存在である」という感覚を育んでいきます。
実際にあった変化の事例
Bon Bodyが関わってきた子どもたちの中にも、「助けを求める力」を身につけて大きく成長した子がたくさんいます。
【小学生の男の子】
以前は、困っても「助けて」が言えずに、泣いて我慢してしまうことがよくありました。
しかし、親御さんが「どんな手伝いがあれば嬉しい?」と具体的な声かけに変えて、手伝う姿勢を積極的に見せたことで、今では自分から「手伝ってほしい」と頼れるようになりました。
【中学生の女の子】
友達に頼ることが苦手で、人間関係で悩んでしまうタイプでした。親御さんが「人を信じて頼ってもいいんだよ。お母さんも困った時はお父さんに頼ってるよ」という一言を伝えたことで、少しずつ学校でもSOSが出せるようになり、友人関係が円滑になったそうです。
親自身ができる「頼る力」の育て方
子どもに「助けてもらう力」を育むためには、まず親自身が「頼る力」を身につけることが大切です。
「親も完璧じゃない」ことを認め、子どもと一緒に成長するスタンスでいましょう。
完璧な親でいようとせず、時には子どもに「ちょっと手伝ってくれる?」と頼む姿を見せることも、子どもにとっては学びになります。
頼ること・助けを求めることは、相手を信じている証拠でもあります。パートナーや友人、地域のサポートなど、頼れる存在に感謝し、繋がりを深めていきましょう。
家族の中で「頼り合える」経験を重ねていくことが、子どもが将来、学校や社会で良好な人間関係を築くための、何よりの土台になります。
よくあるQ&A
Q:「つい“自分でやりなさい!”って言っちゃいます…」
A: “最初は一緒にやってあげる” “手は貸してもOK” という姿勢で臨みましょう。
子どもの「自立」は、「頼る→学ぶ→一人でできる」というステップで育ちます。いきなり一人でやらせるのではなく、まずは一緒に取り組むことで、成功体験を積ませてあげてください。
Q:「甘やかしにならないですか?」
A: “なんでも代わりにやってあげる”ことが甘やかしです。“一緒に考える”“具体的な声かけをする” “必要な部分だけ手を貸す”ことが「助ける」ということです。
子どもが自分でできる部分は見守り、本当に困っている部分にだけサポートを差し伸べる意識が大切です。
まとめと次回セミナー案内
今日のテーマは、
「助けを求めることは“弱さ”じゃない。むしろ、“信頼とつながり”の証です。」
ということ。そして、「助け合える子」を育てるには、「助け合う家庭」が一番の土台になるということをお伝えしました。
Bon Bodyでは、来る6月30日(月)〜7月2日(水)にオンライン子育てセミナーを開催します!
今回のテーマ
「助けてもらう力を育てる子育て」
について、さらに深く掘り下げてお話しします。
(セミナーの紹介動画はこちら!ぜひご覧くださいね!)
YouTube動画
次回のセミナーでは、「自分も他人も大切にできる子どもの育て方」についてお伝えする予定です。ぜひご期待ください!
最後までブログをお読みいただきありがとうございます!
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Bon Bodyのスポーツ教室は、新百合ヶ丘、鶴川、黒川、品川で子どもたちが楽しく運動できる場を提供しています。また、オンライン子育てセミナーを通じて、全国のパパさん、ママさんの子育てを全力でサポートさせていただきます!
次回も、子育てがもっと楽しくなるヒントをお届けします!
Bon Bodyのブログでは、これからもパパさん、ママさんの「今と未来の悩み」を解決するヒントを、ごりっち先生が面白おかしくご紹介していきます。
「何か子育てのヒントが欲しいな~」なんて思ったら、ぜひまた読みに来てくださいね。
次回も、子どもたちの笑顔が増える秘訣を、ごりっち先生が全力でお届けしますので、お楽しみに!