Bon Body代表の熨斗(のし)です!子どもたちからは「ごりっち」って呼ばれています。

火曜日。今週も、ご家庭での子どもの成長に繋がる、専門的な知識をお届けします。

「うちの子、なかなかボールコントロールが上達しないのは、やっぱり生まれつきの運動神経のせいなのかな…」

「背が伸びないと、バスケは上手くなれないのかな…」

スポーツにおいて、特にバスケのような高い瞬発力と器用さ(コーディネーション能力)が求められる競技では、「遺伝」の壁を感じてしまうかもしれません。

しかし、ごりっち先生は断言します。

バスケが上手くなるための運動神経は、「遺伝」でなく、

親が提供する「環境」で決まります。

『なぜボールを落としてしまうのか?』

『なぜディフェンスの動きについていけないのか?』

その答えは、脳と体の連携回路(コーディネーション能力)がまだ複雑に繋がっていないからです。

今日は、この連携回路を劇的に伸ばし、結果的にバスケの上達にも直結する「遊び方」を具体的に解説します!パパさん、ママさん、今日からあなたも「プロの指導者」として、最高の遊びを提供しましょう!

1. 専門家の視点:バスケに必要な運動神経の正体

バスケットボールは、以下の高度な運動神経(コーディネーション能力)を同時に使うスポーツです。

・リズム能力

ドリブルやフェイントなど、動きに変化をつけ、タイミングを合わせる力。

・連結能力

走る、止まる、ボールを持つ、パスを出すといった、全身の動きをスムーズに繋げる力。

・反応能力

ディフェンスの動きや、パスの瞬間に瞬時に反応する力。

・識別能力(空間認知)

コートのどこに自分がいて、ボールや味方との距離感を正確に把握する力。

これらの能力は、特定のバスケの練習だけでは伸びません。多様な動きを、予測不可能な状況で経験する「遊び」こそが、これらの複雑な神経回路を配線する最高の環境なのです。

2. 運動神経を伸ばす鍵は「ゴールデンエイジ」の多様な経験

子どもは主に3歳から12歳の「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期に、脳と体の神経回路が最も発達します。この時期に「偏った動き」だけをしていると、回路の配線は単純なまま留まってしまいます。

最高の環境とは、「今日の動きと明日の動きが違う」という多様性に満ちた環境です。

親が提供する遊びのバリエーションこそが、子どもの「バスケが上手くなる土台」を築きます。

3. バスケの能力が劇的に伸びる「遊び方」3選

ここで紹介する遊びは、一見バスケとは関係ないように見えますが、上記の4つのコーディネーション能力を同時に鍛える、最高のトレーニングです。

遊び1:【連結能力・識別能力UP】「新聞紙島渡りゲーム」

・準備

新聞紙や布などを数枚用意し、床に島のようにランダムに置きます。

・遊び方

親子で島の上を「ケンケンパ」や「スキップ」など、動き方を指定しながら渡ります。

親がランダムに「ストップ!」や「バック!」と声をかけ、子どもは瞬時に止まったり、逆の動きをしたりします。

・バスケ応用

片手でボールを持ちながら(ドリブルの真似)、このゲームを行います。

・効果

「連結能力(全身をスムーズに動かす力)」と、「識別能力(足場を瞬時に見つける空間認知)」が鍛えられます。これは、ドリブル中に視線を上げ、コート全体を見渡す能力に直結します。

遊び2:【リズム能力・反応能力UP】「音楽チェンジ・鬼ごっこ」

・準備

音楽を用意し、音楽のテンポに合わせて親子の動きを変えます。

・遊び方

アップテンポの曲が流れている間は全力で走って鬼ごっこ(敏捷性)。スローテンポの曲に変わったら、超スローモーションで動き、鬼がタッチできないように逃げます(バランス・体幹)。曲が突然止まったら、片足で3秒間静止(反応能力・バランス)。

・効果

「リズム能力(動きの緩急をつける力)」が養われます。これは、バスケの緩急をつけたドリブルやフェイントに不可欠な能力です。

遊び3:【全ての能力UP】「不規則キャッチボール」

・準備

ボールを2〜3種類(テニスボール、柔らかいボール、靴下を丸めたものなど)用意します。

・遊び方

親が2つのボールを同時に、または時間差で、子どもの左右や高い位置、低い位置に投げます。

子どもは、不規則に飛んでくるボールを、体全体を使ってキャッチします。

・バスケ応用

ボールをキャッチする前に、「右足タッチ!」「左肩タッチ!」など、親が指示する部位を触ってからキャッチさせます。

・効果

「反応能力」「識別能力」に加え、手と目の協調性(ハンドアイコーディネーション)が爆発的に伸びます。これは、試合中の難しいパスを瞬時にキャッチする能力に直結します。

4. 結論:最高の指導者は「遊びの仕掛け人」である親

運動神経の良さとは、生まれつきの才能ではなく、「どれだけ複雑で楽しい遊びを経験できたか」という経験値です。

パパさん、ママさんは、技術を教える「コーチ」ではなく、この経験値を最大限に高める「遊びの仕掛け人」になりましょう!

遊びの中に、上記のような「不規則な刺激」や「考える要素」を仕掛けるだけで、お子さんのバスケ(やその他の運動)の能力は劇的に伸び始めます!

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次回(水曜日)予告:【質問箱コーナー】育児で悩んだ時、ごりっちが聞いている音楽は?心と体が整う「おすすめ曲10選」

明日の水曜日は、パパさん・ママさんからの質問にお答えするQ&Aコーナー!「育児でイライラした時、どうやって心を整えていますか?」という質問から、ごりっち先生が実際に心を落ち着かせたり、気分を上げたりするために聞いている「おすすめの曲10曲」を、エピソード付きでご紹介します。どうぞお楽しみに!