Bon Body代表の熨斗(のし)です!子どもたちからは「ごりっち」って呼ばれています。

火曜日。今週も、子どもの可能性を最大限に引き出すための、専門的な知識をお届けします!

「うちの子、友達とうまく遊べているかな?」

「自分の気持ちを、しっかり言葉で伝えられているかな?」

親御さんにとって、わが子の「コミュニケーション能力」は、将来、学校や社会で成功し、幸せに生きるために欠かせない、最も気になる能力の一つでしょう。

コミュニケーション能力とは、単に話すのが上手なことではありません。相手の気持ちを察し、自分の考えを伝え、協力関係を築くための「心の総合力」です。そして、この能力は、実は「運動」と深く結びついています。

今日は、ごりっち先生が、コミュニケーション能力の土台について専門的に解説し、ご家庭で簡単にできるチェックリストと、その能力を遊びながら伸ばす具体的な運動遊びの解決策をご紹介します。

わが子の未来を左右する大切なテーマです。専門知識を学んで、親子のコミュニケーションをより豊かにしましょう!

1. なぜコミュニケーション能力が「運動」と結びつくのか?

コミュニケーション能力は、脳の前頭葉の機能と深く関わっています。そして、体を動かすこと(運動)は、前頭葉を活性化させる最も効果的な手段です。

理由1:「共感力」と「感情コントロール」の土台

運動遊び、特にルールのある遊びやお友達との協力遊びは、「相手の動きを予測する」「負けても気持ちを立て直す」経験の宝庫です。

【共感力】

相手の動きを予測しようとすることで、無意識のうちに相手の視点に立って考える力が育まれます。

【感情コントロール】

ルールを守る、順番を待つといった制約の中で、「自分の気持ちを調整する力(自制心)」が鍛えられます。これが、会話の中で衝動的に言葉を発しないための土台となります。

理由2:「空間認知能力」がコミュニケーションを助ける

一見無関係に見えますが、空間認知能力(周りの状況を把握する力)は、会話の場においても重要です。

【場の空気】

運動で空間を認識するように、会話では「その場の空気」や「相手との距離感」を認識します。空間認知能力が高い子は、相手の表情や周りの状況を察知することに長け、適切な発言ができる傾向があります。

2. わが子のコミュニケーション能力「簡単チェックリスト」

以下の項目に「はい」が多い場合、コミュニケーション能力の土台となる「社会性」や「感情コントロール」を運動遊びで強化するチャンスです。ぜひ、わが子の様子を振り返りながらチェックしてみてください。

✅チェック1

友達と遊んでいる時、自分の思い通りにならないと、すぐに癇癪を起こす。

✅チェック2

先生や親が話している時、話に割り込んでくることが多い。

✅チェック3

遊びのルールや順番を守ることが苦手で、すぐに自分の意見を通そうとする。

✅チェック4

鬼ごっこなどの集団遊びで、周りの状況(鬼やお友達の動き)を把握するのが遅い。

✅チェック5

自分の失敗やミスを、すぐに他人のせいにする傾向がある。

(※「はい」が多いほど、コミュニケーションの土台となる非認知能力を強化する必要があります。)

3. コミュニケーション能力を伸ばす「運動遊び」解決策3選

ご家庭や公園で今日から実践できる、コミュニケーション能力に特化した運動遊びです。

💡解決策1

【共感力UP】「ミラー(鏡)ゲーム」

・遊び方

親子で向かい合い、一人が鏡となり、もう一人がその動きを真似します。最初は簡単な動きから始め、徐々に「表情の真似」や「微妙な体の動き」を真似する難易度の高い動きに挑戦します。

・効果

相手の動きを真似ようとすることで、「相手の意図を読み取る力」「相手に合わせる力(協調性)」が向上し、共感力の土台が作られます。

💡解決策2

【自制心UP】「フリーズ&ゴー(急停止・急発進)」

・遊び方

音楽に合わせて自由に歩き回ります。親が音楽を止めたり、「フリーズ!」と叫んだりしたら、一瞬で動きを停止します。再び音楽が鳴ったり、「ゴー!」と叫んだりしたら、すぐに動き始めます。

・効果

動きを止めるためには、衝動的な行動を抑える「自制心(感情コントロール)」が必要です。これが、会話の中で「待つ」「言葉を飲み込む」能力に繋がります。

💡解決策3

【協調性UP】「二人で運ぶボール」

・遊び方

親子二人で、ボールを体のどこか(例:背中と背中、お腹と胸など)に挟み、手を繋がずに一緒に歩いたり、座ったりします。ボールを落とさないよう、互いの動きとスピードを調整する必要があります。

・効果

互いの感覚を意識し、動きを合わせる「協調性」と「非言語コミュニケーション」の力が育まれます。

4. 結論:会話のスキルは「心の土台」の上に成り立つ

コミュニケーション能力という華やかなスキルは、「自制心」「共感力」「協調性」という心の土台(非認知能力)の上に成り立っています。

運動遊びを通じて、この心の土台を強く、安定させることが、子どものコミュニケーション能力を伸ばす最も効果的で、楽しい方法なのです。

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次回(水曜日)予告:【質問回答】ゲーム・YouTubeとの向き合い方〜専門家が教える「悪影響を減らす魔法のルール」

明日の水曜日は、質問箱Q&A!多くの親御さんが悩むテーマ、「ゲームやYouTubeなどのデジタルコンテンツとの適切な向き合い方」についてお答えします。

専門家が教える、デジタルコンテンツの悪影響を最小限に抑え、子どもの自制心を育むための「魔法のルール作り」を具体的に解説します。

どうぞお楽しみに!