
「こうやってやるんだよ」
そう言って困ってるお友達に駆け寄って行ったのは、Bon Bodyに通う年長の女の子。少し得意げで、でもどこか照れくさそうな笑顔を浮かべていました。
実はこの子、入会当初は「下の子のお世話なんて面倒!」と、年下の子たちとの関わりをあまり好まなかったのです。
けれど今では、小さな子どもたちの手を引いて並んだり、困っている子に声をかけたりする姿が自然と見られるようになりました。
今日は、そんな心あたたまる“成長ストーリー”をご紹介します。
「関わりたくない」からのスタート
彼女がBon Bodyに来たばかりの頃、同学年の友達とは仲良く遊ぶ姿に明るい子だなという印象がありました。
ただ、グループ活動や集団での関わりには少し壁があるようでした。
特に、自分より小さい子と一緒になると表情が曇ることも多く、「手伝ってくれる?」とお願いしても「えー、やだ」「面倒くさい」と返ってくることがほとんど。
でも、それは決して冷たい性格からではありません。まだ
「人の役に立つ」「感謝される嬉しさ」
を知らなかっただけなのです。
「ありがとう」がくれた、心の変化
ある日、年少さんの子がボールを足に挟むのが上手く出来なくて困っていたとき、たまたま彼女の近くにいたので「ちょっとだけ手伝ってみて」と軽く声をかけました。
「…しょうがないなぁ」と言いながら手伝ってくれた彼女に、年少さんがニコッと笑って「ありがとう!」と一言。
そのときの表情の変化は、今でも忘れられません。
それからというもの、少しずつ彼女の行動に変化が見られるようになりました。
次第に、自分から「手伝おうか?」と声をかけるようになり、ある日には「先生、〇〇くんが泣きそうだったから一緒にやってあげたよ」と報告してくれるまでに。
Bon Bodyが育てたい“人間力”
Bon Bodyでは、ただ運動能力やスキルを伸ばすだけでなく、子どもたちの
「人間力」=思いやり、助け合い、相手の気持ちを想像する力
も大切にしています。
スポーツは、誰かと一緒に取り組むもの。だからこそ、人と関わることの大切さや楽しさを知る場であってほしいと思っています。
この年長さんのように、「やりたくない」が「やってみよう」に変わり、やがて「やりたい」に変わっていく。それは、一人ひとりの心の成長であり、自信が芽生えた証拠です。
保護者の方からの言葉
ある日、お迎えに来られた別のお母さんからも、こんなお話をいただきました。
「最近、お姉ちゃんらしくなってきて、妹のお世話をよくしてくれるんです。前は全然だったのに(笑)家でも“ありがとう”って言われるとすごく嬉しそうなんです。」
この言葉に、私たちも思わず笑顔になりました。
Bon Bodyでの経験が、日常生活にも良い影響を与えていること。そして、親御さんにもその成長を感じていただけていること。それが何よりの喜びです。
「できる」よりも「人のために動ける子」
私たちBon Bodyが目指すのは、運動ができるようになること以上に
「誰かの役に立てることの喜び」
を感じられる子どもを育てること。
そのためには、教えすぎない。手を出しすぎない。子ども自身が感じ、考え、動くきっかけを与えながら、そっと背中を押してあげることが大切だと考えています。
彼女のような成長を、これからもたくさんの子どもたちと一緒に見届けていけたらと思っています。
まずは体験からどうぞ!
Bon Bodyでは、幼児〜小学生を対象としたスポーツ教室を各地で開催しています。運動が得意な子も、苦手な子も、それぞれの「できた!」と「やってみたい!」を育てていく場所です。
✅ 少人数制で丁寧な指導
✅ 年齢の違う子との関わりを大切に
✅ 人間力も一緒に伸ばせる環境
お気軽に体験にいらしてください。まずは公式LINEでご相談も受け付けています♪