
Bon Body代表の熨斗(のし)です!子どもたちからは「ごりっち」って呼ばれています。
火曜日。今週も、ご家庭での子どもの成長に繋がる、専門的な知識をお届けします。
「うちの子、バスケのレイアップシュートがどうしても入らない…」
「シュートは手先の感覚や才能で決まるんじゃないの?」
バスケットボールを習っているお子さんを持つ親御さんにとって、レイアップシュートは最初の大きな壁かもしれません。ボールをゴールに導く最後の「手」の動きにばかり注目してしまいがちですよね。
しかし、ごりっち先生は、運動指導の専門家として断言します。
レイアップシュートの成功の鍵は、「手」の技術ではありません。 それは、「助走からジャンプへ向かう足の動き」、すなわち「ジャンプの方向と足の向き」に隠されています。
そして、この「足の動きの土台」を築く最高のトレーニングこそが、普段の生活で行う「スキップ運動」なのです!
今日は、「レイアップシュートがなぜ足で決まるのか」という専門的な秘密を解き明かし、ご家庭で今日から実践できる「スキップ運動」の魔法の遊び方をご紹介します。パパさん、ママさん、今日からあなたも「プロの指導者」として、最高の遊びを提供しましょう!
1. 専門家の視点:レイアップシュートに必要な「運動神経」の正体
レイアップシュートの動作を細かく分解すると、以下の高度な運動神経(コーディネーション能力)が求められていることがわかります。
《リズム能力(助走)》
ドリブルからシュートへ、加速・減速しながら「2歩のステップ」へ入るタイミングを取る力。
《連結能力(ジャンプ)》
走る→止まる→跳ぶという、全身の動きをスムーズに繋げる力。
《バランス能力(空中動作)》
片足での強い踏み込みで、体を真っすぐ上方向へ導く力。
多くの子どもが失敗するのは、この「助走からジャンプへ向かう足の向きと体の軸」がゴールに対してズレてしまうからです。
手がボールをリリースする瞬間は、既にジャンプの方向が決まってしまっているため、手先だけで修正するのは不可能に近いのです。
2. なぜ「スキップ運動」がレイアップ上達の鍵なのか?
レイアップシュートの核となる「2歩のステップ(踏み切り)」を分解すると、それはまさしく「空中で体が浮く、大きく踏み込んだスキップ」そのものです。
スキップは、以下の運動神経を複合的に鍛える、最高の基礎運動です。
《左右非対称のバランス》
片足で踏み込み、もう一方の足を上げる、左右バラバラの動きのバランス感覚を養います。これは、「ドリブルしながら、左右どちらの足で踏み切っても正確に跳べる力」に直結します。
《リズムと連結》
「トン・タン、トン・タン」というリズミカルな動きは、レイアップの「タッ・タン」という2歩のステップのリズム感覚を脳にインプットします。
つまり、普段からスキップが上手にできる子は、レイアップシュートの成功に必要な足の土台が既にできているのです。
3. レイアップシュートに直結!親子で楽しむ「魔法のスキップ遊び」3選
ただスキップをするだけでなく、「考える要素」や「不規則な刺激」を加えることで、レイアップに必要な高度な運動神経を鍛えましょう!
遊び1:【リズムと連結UP】「音楽チェンジ・スキップ」
・準備
音楽を用意し、テンポの違う曲をランダムに流します。
・遊び方
アップテンポの曲が流れている間は、力強く、高く、大きなスキップをします(力強い踏み込み練習)。
スローテンポの曲に変わったら、超スローモーションで、正確なフォームを意識してスキップします(バランスと軸の確認)。
音楽が突然止まったら、その場で踏み切り足で片足立ちして静止します。
・効果
レイアップに必要な「緩急をつけるリズム能力」と、踏み切りの際の「バランス能力」が養われます。
遊び2:【ジャンプの方向UP】「お家までシュートスキップ」
・準備
コースの床に、ゴール(例:段ボールや輪っか)を一つ置きます。
・遊び方
子どもはボールを持ち、ゴールから離れた場所からスキップで助走を始めます。
ゴール前で「2歩のステップ(スキップの最後)」で踏み切り、「手で投げる」前に「体全体をゴールに向かって真っすぐ上へ」跳びます。
親は、「手」ではなく「ジャンプの方向」をチェックし、「ジャンプが真っすぐ上だったね!」と褒めます。
・効果
「手で入れる」という意識から解放し、「足で体をゴール方向へ導く」という、レイアップの本質的な感覚を掴ませます。
遊び3:【識別能力UP】「カラー・スキップ・パッチ」
・準備
床に、様々な色や形の目印(カラーコーン、紙など)をランダムに置きます。
・遊び方
親が「赤を右足で!」「青を左足で!」と、指示を出します。
子どもはスキップをしながら、親の指示に合わせて、不規則な位置にある目印を正確な足で踏みつけます。
・効果
「ドリブルしながら、コートの状況を把握する空間認知能力(識別能力)」を鍛えます。これは、レイアップへ向かう際に、ディフェンスの位置やゴールまでの距離を一瞬で判断する能力に繋がります。
4. 結論:最高の指導者は「遊びの仕掛け人」である親
レイアップシュートの指導は、プロのコーチに任せても良いかもしれません。しかし、その土台となる「運動神経」と「運動習慣」を築けるのは、ご家庭での遊びの環境だけです。
「スキップ」という最もシンプルな運動の中に、今日ご紹介したような「考える要素」を仕掛けるだけで、お子さんの運動能力は劇的に伸び始めます!
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ごりっちのYouTubeチャンネルも要チェック!
ごりっちのYouTubeチャンネルでは、今回紹介したような、子どもの「考える運動神経」を伸ばす遊び方を動画で毎日公開しています!動画を見ながら、ぜひ親子で実践してみてくださいね!
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次回(水曜日)予告:【質問箱コーナー】うちの子はなぜ約束を守れない?専門家が教える「ルールを定着させる魔法の質問」
明日の水曜日は、パパさん・ママさんからの質問にお答えするQ&Aコーナー!「何度言っても約束を守れないのはなぜ?」という根深い悩みを深掘りし、子どもが自らルールを守るようになるための「魔法の質問術」について解説します。
どうぞお楽しみに!さあ、今日から「スキップ」で、お子さんのバスケの才能を伸ばしましょう!