Bon Body代表の熨斗（のし）です！子どもたちからは「ごりっち」って呼ばれています。
日曜日。一週間の子育て、本当にお疲れ様でした。
一息つく週末の夜、「昔の子育ての方が大変だったんだから、あなたは楽なはず」なんて心無い言葉を聞くことはありませんか？
電子レンジも洗濯機もある。情報だってスマホで手に入る。
一見、現代の親は恵まれているように見えます。しかし、ごりっち先生は断言します。
「現代の子育てほど、親の負担が大きく、孤独で過酷な時代はありません」
この負担の正体は、「昔は自然に育まれた子どもの成長に必要な要素を、今、親が全て担わなければならない」という構造的な問題にあります。
今日は、なぜ現代の親の負担が増えているのかを分析し、「子どもが勝手に成長する」という幻想を打ち砕き、そして頑張るあなたの心を承認したいと思います。
本日、このテーマを深く掘り下げたYouTube動画も公開しましたので、ぜひご覧ください！
１. 昔の子育ては「集団戦」、現代は「核家族の孤独な個人戦」
昔と現代で最も大きく違うのは、子育てを担う「人」と「場」です。
《昔》
社会性や自立は村全体で教わった
・村全体で育てる
祖父母、親戚、近所のおじさんおばさん、学校の先生など、多くの大人の目がありました。
・社会性の学びの場
年上の子どもや様々な立場の大人がいる中で、自然と社会のルール、忍耐、コミュニケーションを学びました。
・親の負担
子育ての責任とプレッシャーは多くの大人に分散され、「家事」が主な負担でした。
《現代》
親が「教育・社会性の専門家」を担う
・核家族化と地域社会の希薄化
親と子、少数の核家族が主流。親の孤独が深まります。
・社会性の欠如の危機
子どもが集団の中で揉まれる機会が減ったため、「社会性」や「非認知能力」を意識的に教える大人がいません。
・親の負担
親は「食事係」や「家事係」であるだけでなく、「子どもの心の専門家」「運動指導員」「勉強の家庭教師」の役割まで求められ、負担が精神的・専門的になっています。
→ 結論
「家事がラクになった」ことと、「子育ての精神的負担が減った」ことは全く別問題なのです。
２. 「子どもは勝手に育つ」という、最も危険な幻想
「子どもの力は無限だから、親が口を出さなくても勝手に伸びる」という言説を耳にすることがあります。これは、現代においては最も危険な考え方です。
昔であれば、放置していても「外のコミュニティ」が子どもを揉み、教育してくれました。
しかし、現代では、子どもが社会性を学ぶべき場で待っているのは、「スマートフォン」や「限られた人間関係」です。
・共感性の欠如
揉まれる経験がないと、相手の気持ちを察する力（共感性）が育ちにくくなります。
・目的意識の欠如
誰も目標設定や動機づけを行わないと、受け身で意欲のない子になりがちです。
だからこそ、現代の親は、昔の「村」の役割も担い、「意図的・計画的」に子どもに働きかける必要があります。
Bon Bodyのメソッドが「非認知能力」や「動機づけ」に重きを置くのは、「社会性が自然には育たない現代だからこそ」なのです。
３. 頑張る現代の親へ：あなたはもう十分すぎるほど偉い
孤独な「個人戦」を戦っている現代の親御さんは、本当に偉大です。
あなたが今、感じている「大変さ」や「疲労感」は、あなたが「完璧な村の役割を一人で担おうとしている証拠」です。自分を責める必要は一切ありません。
今日から、ごりっち先生と一緒に、「一人で抱え込まない」ための知恵と技術を学びましょう。あなたが自分を承認し、笑顔を取り戻すことが、子どもにとって最も大切な成長環境となります。
📢 【本日公開！】YouTube動画で詳細を解説します
このブログのテーマをさらに深く掘り下げたYouTube動画を本日公開しました。活字で読むよりも、耳で聞く方が心が楽になることもあるかもしれません。ぜひご視聴ください。
📺 YouTube動画テーマ
「今の方が親の負担は増えてる。昔と違い子どもに社会性を教える人がいないからこそ子どもが勝手に成長するなんてありえない」
▼ごりっちのYouTubeチャンネルはこちらから！
https://youtu.be/WCZPLyK9A1I?si=xocOhA-IeB0ie22c
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次回（月曜日）予告：【週の初めにおすすめ】朝の10分体操が1日を元気にする！
明日、月曜日は、新しい一週間を気持ちよくスタートするための「体のメンテナンス」がテーマです。
テーマは、「週の初めにおすすめ。朝の10分体操が1日を元気にする」。
「朝が苦手」「なんだか体が重い」と感じている方へ。
わずか10分で血流を良くし、脳と体をシャキッと目覚めさせる、親子の簡単体操をご紹介します。月曜日の憂鬱を吹き飛ばしましょう！
どうぞお楽しみに！