Bon Body代表の熨斗(のし)です!子どもたちからは「ごりっち」って呼ばれています。

水曜日です!いよいよ本格的な冬の到来。まもなくやってくる冬休みは、子どもの運動能力を伸ばす絶好のチャンスです。

「寒くて外遊びの時間が減ってしまう…」

「冬休み中に何か一つ、特技を身につけさせたい!」

そんな時、私たちBon Bodyが最もおすすめするのが「縄跳び」です。

縄跳びは、手軽にできて、全身の運動能力(リズム感、持久力、跳躍力、コーディネーション能力)を総合的に高める最強のツールです。

「縄跳びなんて、別にできなくてもいいや…」と思われがちですが、もしクラスで縄跳びが華麗にできたら、それはまるで「努力のヒーロー」です!

今日は、がむしゃらな練習で子どもが縄跳びを嫌いにならないように、「正しいコツ」を掴んで、冬休み中に劇的に上達するための方法をご紹介します。

1. なぜ縄跳びは「努力のヒーロー」になれるのか?

縄跳びは、スポーツの中でも特に「センスや生まれ持った能力」ではなく、「正しい努力」で上達できる要素が高い運動です。

縄跳びが「努力で報われる」3つの理由

1. 筋力<タイミング

縄跳びは、速く走るなどの筋力が必要な運動と違い、「回すタイミング」と「跳ぶタイミング」という2つのリズムを合わせる技術が核です。この技術は、誰でも反復練習で習得可能です。

2. 上達が明確

飛べなかった状態から連続で飛べるようになった時の達成感は、子どもの自己肯定感を爆発的に高めます。「努力すればできる」という成功体験が、他の勉強や習い事にも前向きな姿勢を生み出します。

3. クラスでのヒーロー性

休み時間に華麗に二重跳びなどを披露できる子は、間違いなくクラスの人気者になれます。これは、努力の成果が周囲に認められる最高の体験です。

2. 縄跳びを嫌いにさせない!劇的に上手くなる3つの「正しいコツ」

ただがむしゃらに「跳んでごらん!」と練習させるのはNGです。子どもが縄跳びを嫌いにならないように、正しいステップとコツを教えてあげましょう。

コツ1:腕の使い方(回し方)をマスターする

縄跳びが苦手な子の多くは、腕を大きく振ったり、肘が体から離れたりしています。

• 正しいコツ

肘は脇に軽くつけ、「手のひらを内側(体の中心)に向ける」ようにして、手首を回します。

• 教え方

「腕じゃなくて、手首の時計だけを回すんだよ」と伝えてください。腕全体ではなく、手首のスナップだけで回す感覚を掴ませることが重要です。

コツ2:ジャンプのリズム(タイミング)を理解する

縄跳びは、リズム運動です。縄が地面につく「音」を聞くことが、上達への近道です。

• 正しいコツ

縄が地面に「タン!」と当たる音を聞いてから、すぐに「トン!」とジャンプするリズムを掴むことです。

• 教え方

縄を持たずに「タン、トン、タン、トン」と口で言いながら、そのリズムに合わせて足踏みさせる「空中の縄跳び」練習をしましょう。

コツ3:着地の仕方を意識する(膝のバネ)

• 正しいコツ

ジャンプする時は、「つま先」で軽く跳び、着地の衝撃を膝のバネで吸収します。かかとまでつけて着地すると、すぐに疲れてリズムが崩れます。

• 教え方

「忍者みたいに、音を立てずに静かに跳べるかな?」と遊びに変えてみましょう。静かに跳ぼうとすると、自然とつま先着地になります。これは体幹とバランス感覚も同時に鍛えることができます。

3. 結論:冬休みは「できた!」の成功体験を

正しいコツを掴み、「スモールステップ(小さな目標)」で練習すれば、冬休みの間に必ず上達します。

目標は「二重跳び」ではなく、まずは「5回連続で飛ぶ」こと。その小さな成功体験の積み重ねこそが、子どもの「努力は報われる」という確固たる自信、自己肯定感につながります。

親子で一緒に縄跳びを持って外に出て、体も心も温かい冬を過ごしましょう!

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