
はじめに
「うちの子、運動が苦手かも…」
「元気に遊んでほしいけど、何をさせたらいいかわからない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
この記事では、3歳から10歳までの年齢別に、家庭でできるおすすめの運動を紹介していきます。
運動指導歴20年以上の視点から、子どもの発達段階に合わせた効果的な動きや遊びを解説しています。
「運動=習い事」と考える方も多いですが、実は家庭でのちょっとした遊びや運動こそが、運動能力の土台をつくります。
子どもの運動発達の基本
子どもの運動能力は、「走る・跳ぶ・投げる」といった基本的な動きを繰り返しながら発達します。
特に大切なのは次の3つ
楽しんで動けること 年齢に合った負荷であること 親子で関わりながら行えること
この3つを意識するだけで、運動嫌いになるリスクを大きく減らせます。
年齢別おすすめの運動
🔶3〜4歳:体を動かすことの楽しさを知る時期
この時期の子どもは、「楽しい!」が最優先です。難しいルールは不要。親子で笑いながら体を動かせる遊びを選びましょう。
🏀おすすめの運動🏀
・マットの上でゴロゴロ転がる
→体幹とバランス感覚が養われます。
・親子で動物ごっこ(クマ歩き・カエル跳び)
→全身を使って動くことで筋力と協調性を育てます。
・追いかけっこ(小回りを使った動き)
→方向転換能力が自然に身につきます。
✅ポイント✅
「できなくても大丈夫」という安心感を伝えること。成功より「楽しかったね!」の声かけが発育を後押しします。
🔶5〜6歳:バランス感覚とリズム感を育てる時期
幼稚園・保育園の年長さんは、集団遊びや少しルールのある運動もできるようになります。
🏀おすすめの運動🏀
・平均台ごっこ(床にテープを貼ってバランス歩き)
→バランス能力と集中力を育てます。
・ケンケンパ
→リズム感・跳躍力・片足支持力が自然に向上。
・ボールキャッチ(バウンドあり)
→距離感やタイミングをつかむ練習になります。
✅ポイント✅
🔶7〜8歳:動きの組み合わせが上手くなる時期
「やりたい!」という気持ちが出てくる時期。親が見本を見せたり、一緒に楽しむ姿勢がやる気につながります。
小学校低学年では、走る・跳ぶ・投げるなどの基本動作を組み合わせる運動がおすすめです。
🏀おすすめの運動🏀
・スキップ鬼ごっこ
→リズム・瞬発力・敏捷性を同時に鍛えます。
・ボールつき(左右で交互)
→空間認知力と左右のバランス感覚を養います。
・ジャンプロープ(縄跳びを親子でチャレンジ)
→心肺機能と脚力の向上に効果的。
✅ポイント✅
運動に「できた!」という成功体験を与えることで、自己肯定感が高まります。成功を一緒に喜びましょう。
🔶9〜10歳:専門的な運動の入り口
この時期は個々の得意不得意が見えはじめる時期。運動習慣として「毎日少し体を動かす」ことが鍵です。
🏀おすすめの運動🏀
・サーキット運動(例:ジャンプ → 腕立て → スキップ)
→全身の筋力・持久力・瞬発力をバランスよく鍛えます。
・ラダートレーニング(速い足さばきを身につける)
→俊敏性と集中力の向上に。
・シャトルランごっこ(20m走の変形)
→心肺機能を高め、運動能力の基礎を築きます。
✅ポイント✅
正確なフォームやタイミングを意識する声かけが◎。動画で見本を見せたり、記録を計るとやる気UP!
おうち運動を続けるコツ
・親も一緒に楽しむ
→子どもは親の表情をよく見ています。「楽しそうに動いてる姿」が何よりの刺激になります。
・ルールをシンプルにする
→勝ち負けより、「体を使って遊ぶ」が主目的。
・ごほうびシステムの活用
→Bon Bodyでも導入中!「正解したらスタンプ」「3日続けたらシール」など、習慣化を助けます。
習い事より“毎日の遊び”が運動能力を決める
もちろん、スポーツ教室や習い事も素晴らしい選択肢ですが、本当に大切なのは、日常でどれだけ体を動かしているかです。
家庭の中で、親子の関わりの中で、自然と運動できる環境を整えること。これが子どもの運動能力を底上げする近道です。
最後に|Bon Bodyのサポートをご活用ください!
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