いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!Bon Body代表の「ごりっち」こと私です。

昨日の記事では、私が22年間の指導現場を経て、10月から新しい挑戦(指導者育成スクール)をスタートするという決意をお伝えしました。

今日はその続きとして、今だからこそ話せる「私の過去の大きな失敗談」をお話ししようと思います。

今でこそ「子どもたちの自己肯定感が高まる」「平均継続年数5年」と言っていただけるようになりましたが、22年前の駆け出しの頃の自分は、今思い出しても恥ずかしくなるほどひどい指導者でした。

情熱が空回りしていた駆け出し時代

当時の自分は、とにかく情熱だけは人一倍ありました。

「子どものために、自分が学んできた最高の運動理論を教えなきゃいけない!」
「正しく綺麗なフォームで走らせて、運動能力を伸ばしてあげるんだ!」

そう意気込んで現場に立っていたんです。

「ほら、肘の位置が違う!もっと高く上げて!」
「なんで言われた通りにやらないんだ!しっかり話を聞きなさい!」

自分が覚えたての「正しさ」を、子どもたちに一生懸命、必死になって叩き込もうとしていました。それが子どもたちのためになると本気で信じていたからです。

「指示待ち人間」を作り出していた自分

しかし、結果はどうだったと思いますか?

私の指導に熱が入れば入るほど、子どもたちの表情からは笑顔が消え、目がどんどん死んでいきました。

子どもたちは、私の顔色ばかりを窺うようになったのです。
怒られないように、言われた通りにだけロボットみたいに動く。
私が近くに寄るとビクッとして動きが硬くなる。

ちょっと私が目を離すと、どう動いていいかわからずにオドオドしてしまう……。

ある日の練習後、あるお母さんから申し訳なさそうにこう言われました。

「先生、すみません。うちの子、先生のことが怖くて……家で『今日も怒られるかな』と不安がっているんです。今月で辞めさせていただきます」

雷が落ちたような衝撃でした。車の中で一人、ステアリングを握りしめながら本気で悔し涙を流しました。

子どものためを思って「正しいこと」を教えていたはずなのに、自分はやっていたのはただの身勝手なエゴだった。子どもの心を殺し、自分の顔色を見る「指示待ち人間」を作り出していたのは、他ならぬ自分自身だったんだと痛感しました。

試行錯誤の末に行き着いた「伝える順番」の秘密

あの日の猛省から、自分の指導法を根本から変えるための模索が始まりました。

世の中ではよく「子どもには自由に考えさせよう」と言われます。
しかし、何の知識も基準も持っていない子どもに「自分で考えてごらん」と丸投げしても、子どもは何をしていいかわからず迷子になるだけです。

逆に、大人が「こうしなさい!」と命令だけを与えると、子どもは思考をやめて大人の指示を待つようになります。

22年の現場を経て自分が辿り着いた結論は、【大人が責任を持って『基準(型)』と『理由』を伝え、その上で子どもに『自分なりの答え』を選ばせる】という順番でした。

例えば、挨拶ひとつにとってもこう伝えます。

「語尾までハッキリ相手の目を見て挨拶しよう。なぜなら、挨拶は『君と一緒に本気で楽しむ準備ができているぞ』という相手への思いやりの証だからだ。これがごりっちの教室の基準だ。じゃあ、今日の練習、みんなはどうやって周りの仲間を楽しませる?」

基準と理由をしっかり大人が伝えるからこそ、子どもは安心して自分の頭で考え始めます。

「怒られないために動く」から「仲間を楽しませるために自分の頭で考えて挑戦する」へ。
この言葉がけに変えた瞬間、子どもたちの目の輝きが劇的に変わり、泥だらけになりながら笑顔で走り回るようになりました。

10年後に差が出るのは「自分で考え抜いた経験」

子どもが成長したとき、大人が横にいて指示を出してくれるわけではありません。

だからこそ、子どもの頃に「正しい基準」を教えてもらった上で「自分の頭で考えて行動できた」という成功体験が、10年後の自立に繋がります。

自分の教室で大切にしているのは、目先の運動能力だけではありません。一生モノの思考力と自己肯定感を育てることです。

明日9月8日のブログでは、なぜこのような指導を続けることで「子どもたちの平均継続年数が5年を超えるのか」、その具体的な現場の秘訣をお話ししていきます!


【保護者の皆様へ】Bon Bodyスポーツ教室・育児セミナーのご案内

「子どもが自分で考えて動けるようになってほしい」
「運動を通して、折れない強い心と自己肯定感を育みたい」

そうお考えの保護者様、ぜひ一度Bon Bodyの雰囲気を体験しに来てください!

  • 子どもスポーツ教室(無料体験レッスン受付中)
    対象:幼児〜小学生 / 運動が苦手なお子様、習い事が初めてのお子様も大歓迎です!
  • 親御さん向け育児セミナー
    家庭で実践できる「子どもの自発性を引き出す言葉がけ」や「自己肯定感を高める接し方」をお伝えしています。

スポーツ教室・体験レッスンのお申し込みはこちら
(※公式LINEからでも気軽にご質問・ご相談いただけます)


【指導者・トレーナーの皆様へ】

子どもへの「基準の伝え方」や「指示待ちにさせない言葉がけ」に悩んでいませんか?

10月スタートの「Bon Body式 指導者育成スクール1期生(限定3名)」では、22年間で培った言葉の引き出しと現場ノウハウをすべて伝授します。明日以降のブログもぜひチェックしてください!

【明日09/08(火)の更新予告】
『なぜBon Bodyのスポーツ教室は「平均継続年数5年」なのか?』をお届けします!