■ 1. 「失敗=恐怖」という脳のブレーキを解除する
子どもが新しい挑戦を前にしてビクビクしてしまったり、ミスをした時に過剰に落ち込んでふてくされたりする時、子どもの脳内では「失敗したら怒られる」「上手くいかなかったらパパとママをガッカリさせてしまう」という強烈なプレッシャーが働いています。
脳が「失敗=自分の価値が否定される恐怖」と処理してしまうと、ストレスホルモンが分泌されて筋肉が緊張し、視野が狭くなります。その結果、本来の力を半分も出せなくなってしまうという悪循環に陥るのです。
ここで、多くの親御さんがやってしまいがちな対応が2つあります。
・NGパターンA(技術のダメ出し)
「なんであそこで突っ込んじゃったの? もっと周りを見なさい!」(さらに恐怖を植え付ける)
・NGパターンB(お気楽な慰め)
「いいじゃん、次がんばれば! ほら、美味しいものでも食べて元気出しなよ!」(子ども自身の悔しい感情を無視してしまう)
お説教は子どもをさらに萎縮させ、お気楽な慰めは「パパとママは僕の悔しさを分かってくれない」と、子どもが心を閉ざす原因になります。
プロの指導現場で私が徹底しているのは、「失敗は1ミリも責めず、むしろ次の成功のための貴重な『データ収集』として大歓迎する」というアプローチです。