■ 2. 大谷翔平選手の親が徹底した「コントロールできること」への集中

では、どうすれば子どもの本当のやる気を引き出し、本番で100%の全力を出せる強いメンタルを育てられるのでしょうか。

その答えは、現代の生ける伝説である大谷翔平選手が、少年時代に父親と交わした「3つの約束」に隠されています。

大谷選手のお父さんは、息子が三振をしようが、エラーをしようが、試合に負けようが、結果に対して声を荒げて怒ることはただの一度もなかったそうです。その代わりに、毎日の約束として文字通り徹底させたのが以下の3つでした。

1 元気よく、大きな声を出すこと

2 全力で、一生懸命走ること

3 キャッチボールを、一球一球丁寧にやること

これらは、野球の技術や運動神経に関係なく、「今、この瞬間に自分の意志(プロセス)だけで100%コントロールできる行動」です。

自分でコントロールできることだけに意識を集中させていたからこそ、大谷選手はどれほどの大舞台でも脳が恐怖でフリーズせず、失敗を恐れずに常にフルスイングができる「無敵のメンタル」を手に入れることができました。

わが子への声かけも全く同じです。「勝ちに行こう」「ヒットを打ってね」というコントロールできない結果を求める応援は、子どもの体をガチガチに硬らせます。

「ボールを奪われたら誰よりも早く一歩目を走ろう」

「ミスした仲間にドンマイと声をかけよう」

という、自分で100%コントロールできる具体的な行動を目標に設定してあげてください。これだけで、子どもの動きは見違えるほど生き生きと変わります。

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